ご夫婦に寄り添い 最良の選択を ご提供いたします
assisted-reproductive-technology 高度生殖補助医療
下田産婦人科医院では一般不妊治療での妊娠が難しい方々に向けて、高度生殖補助医療(ART)を実施しています。保険診療だけでなく、先進医療や着床前検査も実施しています。
妊娠・移植周期数(2025年) 全国平均以上の高実績維持
- 30~34歳
- 59.1 %
- 35~39歳
- 52.0 %
What is ART ? 高度生殖補助医療(ART)とは?
体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)などの高度生殖補助医療(ART:Assisted Reproductive
Technology)は、一般不妊治療での妊娠成立が難しいご夫婦に対して『卵子と精子の受精から胚移植まで』の一連の工程を医学的にサポートする治療法です。
1978年に世界で初めて体外受精児が誕生し、以降日本でも多くの赤ちゃんがこの方法で誕生しています。当院ではこれまでの知見から、ご夫婦の病態に応じた最良の選択をご提案致します。
ART in Japan
日本におけるARTの現状
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約 85,000 人 2023年の日本のARTの出生数 -
全体の 11.7 % 全国の出生数(約72.7万人)中 -
約 9 人に 1 人 ARTで誕生する概ねの割合
日本におけるARTは現代の社会状勢や不妊治療治療を希望するご夫婦の増加に伴い、年々増加しています。日本産科婦人科学会(JSOG)の報告によると、2023年時点では約85,000人の赤ちゃんがこの治療法によって誕生しました。これは、日本全体の出生数のおよそ11.7%にあたり、約9人に1人の赤ちゃんがARTで生まれている計算となります。2022年5月のART保険適用をきっかけに、より身近な治療として社会的に認知されています。
出典元: 日本産科婦人科学会 ARTデータブック 2023 / 厚生労働省 人口動態統計 (2023年)
先進医療も 遺伝学的検査も 適正な価格で
ART covered by insurance 最先端の不妊治療を身近に
2022年5月より高度生殖補助医療(ART)が保険適用となり、これまで高額だった不妊治療の負担は大きく軽減されました。しかし近年の物価高の影響により、先進医療や遺伝学的検査の費用は依然として高い水準にあります。当院では保険治療に限らず「最先端の治療も適正な価格で」を基本方針とし、不妊治療はご夫婦の未来への通過点であると考え、営利目的とは異なる理念のもと診療を行っています。保険周期のみでは難しい場合でも、自費治療は全国平均の7〜8割程度の負担に抑え、先進医療や着床前診断(PGT-A・SR:1胚 6万円+税)の低コスト化を実現しました。妊娠成立後も流産予防、出生前検査(NIPT)、妊婦健診、無痛分娩までを一貫して対応し、ご夫婦に寄り添う医療をご提供しています。また、休日・夜間のご不安にも連絡可能な診療体制を整えております。
ARTの料金表
Our ART Success Rates & Results
当院の実績について
妊娠・移植周期数
凍結融解胚移植後の臨床妊娠実績
(2025年)
- 30~34歳
- 59.1 %
- 35~39歳
- 52.0 %
当院では凍結胚移植後の臨床妊娠率において全国平均と比較して高い実績を維持しています。上記データは胚移植周期あたりの妊娠率であり、1回~数回の胚移植で8割以上の患者様が卒業されています。典型的な方法で妊娠成立に至らない場合は、先進医療や遺伝学的検査等を考慮し、病態解明から最良の方法を選択するよう努めております。本格的な不妊治療に移行する前のブライダルチェックやプレコンセプションケアも推奨しています。
当院は安心と信頼を備えた
認定施設です
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着床前検査(PGT-A・SR)
認定施設 -
出生前検査(NIPT)認定施設
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厚労省認可 先進医療施設
ご夫婦の病態に応じて 最良の選択をご提案いたします
Flow of Art
高度生殖補助医療の流れ
治療を始める前にすること
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Flow 01
治療を始める準備
完全予約制となりますので、まずはご夫婦で治療計画外来を受診してください(受診の予約はこちら)。個別の病態に応じて治療方針の説明を行います。
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Flow 02
治療前に必要な検査
- 感染症検査【夫婦】(※)
- 血液検査(※)
- ホルモン検査(※)
- 子宮鏡検査
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Flow 03
治療前の提出書類
- 体外受精同意書
- 顕微授精同意書
- 胚凍結保存に関する同意書
- ART周期治療計画書
- 戸籍謄本または住民表(※夫婦別姓の場合はご提出が必要です)
治療開始から妊娠判定まで
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Flow 04
治療開始
様々の卵巣刺激方法の中からご夫婦の体質に合わせた排卵誘発を選択します。通院日や採卵日の予測も開始時に行います。
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Flow 05
採卵
卵胞内に発育した卵子を体外に取り出す処置です。当日精子を持参していただきます。当日の精子提出が難しい場合には、事前に精子凍結が必要です。
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Flow 06
配偶子(卵子・精子)の観察
取れた配偶子(卵子・精子)は個別識別システム(配偶子・胚取り違え防止システム)によって厳重に管理されます。
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Flow 07
受精(体外受精、顕微授精)
受精方法は体外受精(IVF)と顕微授精(ICSI)の2種類があります。精子の状況によって先進医療を組み合わせることもあります。
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Flow 08
採卵後診察
卵巣の腫れの状況や脱水の有無などの診察を行うため指定日に受診していただきます。
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Flow 09
胚凍結
胚の発育状況や凍結結果の説明を行います。原則ご夫婦で来院下さい。胚移植に向けての薬の説明を行います。
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Flow 10
凍結融解胚移植
事前に決定した日時に胚移植を行います。当日はホルモン検査を行い、必要に応じて薬の調整があります。所要時間は1時間程度です。
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Flow 11
妊娠判定
妊娠判定のための採血を行います。結果を受け、今後の方針をご説明いたします。
Risk of Art
高度生殖補助医療のリスク
妊娠成績と流産のリスクについて
生殖補助医療においては、女性の年齢が高くなると妊娠率、生産率が低下する一方、妊娠後の流産率が上昇する傾向があります。
多胎妊娠のリスクについて
子宮に戻す胚の数を増やすと多胎妊娠率のリスクが増加します。多胎妊娠では単胎妊娠に比べ、妊娠高血圧症候群等の妊娠合併症や早産、低出生体重児の出産、帝王切開分娩のリスクが高くなります。長期の入院管理が必要となることもあります。
異所性妊娠(子宮外妊娠)について
異所性妊娠とは、胚が子宮内膜以外の部位に着床してしまうことで、胚移植によって子宮内に戻された胚が移植された胚が卵管等に移動することで起こります。異所性妊娠の頻度は、全妊娠例の約1%とされ、卵管に着床することが最も多いと報告されています。自然妊娠では、卵管を通過する過程で成長した胚が子宮に移動せずに、卵管に着床してしまうことで異所性妊娠が起こります。生殖補助医療においても異所性妊娠を100%予防することはできませんが、発生頻度は自然妊娠と同程度と考えられています。
出生児の先天異常について
日本産科婦人科学会の報告では2018年に高度生殖補助医療(胚移植)によって出生した児は、59,979人であり先天異常が認められた児は1331人(1.7%)とされています。自然妊娠での先天異常の発生頻度は1~2%と報告されていることから、高度生殖補助医療での出生児の先天異常の頻度は自然妊娠の先天異常の頻度と同程度と考えられます。しかし、先天異常の発生や児の長期的な予後、次世代への影響については、今後も注意深く観察していく必要があります。





























